子供部屋がないと子供がかわいそう?子供部屋をつくらないメリットをご紹介!

2023/01/31(火) お家づくり解説

こんにちは! 京都の別所工務店です☆
常に親と同じ部屋の環境で生活していると、1人部屋が欲しいと思いますよね。
そのため、自分が親になったら子供部屋を与えてあげたいと考える方は多いのではないでしょうか。
もちろん子供部屋を与えることには様々なメリットがあります。
しかし、中には予算の都合から子供部屋をつくれない方もいらっしゃるかと思います。
そんな方へ向けて今回は、子供部屋がない子供をかわいそうだと思わなくて良い理由についてご紹介します。

□「子供部屋がないとかわいそう」はウソ!

「子供部屋がないのはかわいそう」と多くの方が考えるかもしれませんが、これは大きな間違いと言えるかもしれません。
その理由を、「両親」と「子供」それぞれの観点から見ていきましょう。

*両親にとって子供部屋がないことのメリット

両親にとってのメリットを2つご紹介します。

1つ目は、子供に自立を促せることです。
現在は晩婚化が顕著になっており、それと共に大人になっても両親から自立しない子供が増加しています。
その分貯蓄に回せる金額も少なくなるため、経済的に大きな負担になってしまうのです。
子供が自立してくれることで貯蓄も貯まり、老後の生活における心配もなくなるでしょう。

2つ目は、床面積をコンパクトにできることです。
戸建住宅の場合、床面積が大きくなると土地を含めた購入価格も高くなります。
つまり、子供部屋をつくらないことで床面積をコンパクトにまとめられ、予算も抑えられるのです。

*子供にとって子供部屋がないことのメリット

子供にとってのメリットは、自立心が育まれることです。
「親に頼らずに生きていく」という強い自立心がある子供は、自分の成長にどん欲になります。
そのハングリー精神は社会のどんな環境においても強みになるため、非常に大きなメリットと言えるのです。

□子供部屋をつくる際に意識すべき点とは?

先ほどは子供部屋をつくらないことのメリットを力説しましたが、冒頭にもある通り、子供部屋をつくるのは決して悪いことではありません。
ここでは、子供部屋をつくる際に意識すべき点を2つご紹介します。

1つ目は、子供が必ずリビングを経由する間取りにすることです。
子供が帰宅してからリビングを経由して子供部屋に入る間取りにしなければ、親子間のコミュニケーションが激減してしまいます。
戸建住宅の場合は、リビングより下の階に子供部屋をつくらないようにしましょう。

2つ目は、適度な広さにすることです。
部屋が狭いと閉鎖的になってしまいますし、広いと快適すぎて部屋から出なくなってしまいます。
子供部屋の広さは5畳または6畳程度を目安にすることをおすすめします。

□まとめ

子供部屋をつくらないことのメリットには、「子供に自立心を育ませられる」「住宅の予算を抑えられる」などがあります。
もちろん、子供部屋をつくることにも様々なメリットがあります。
子供部屋をつくる際は、「子供が必ずリビングを経由する間取り」、「適度な広さ」の2つを意識してみると良いでしょう。