ベランダの寸法はどれくらいがいい?狭い場合と広い場合の失敗談もご紹介!

2023/01/06(金) お家づくり解説

こんにちは! 京都の別所工務店です☆
注文住宅は自分で間取りや広さを選択できる自由度の高さが大きな強みです。
しかし、家の間取りに詳しくないために、広さを決めかねている方も多いのではないでしょうか。
中でもベランダの広さに関してはあまり耳にしないため、悩む方はいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、ベランダの寸法について解説します。

□目的に沿ったベランダの寸法の目安をご紹介!

ここでは、様々な目的に沿ったベランダの寸法を紹介していきます。

・ベランダで洗濯物を干すだけの場合

洗濯物を干すだけならそれほど広さはいらないだろうと考え、奥行きの寸法を90センチメートルにする方が多くいます。
しかし、100センチメートル以上にすることがおすすめです。
なぜなら、90センチメートルだとベランダに出た際に身体が洗濯物で埋もれてしまうからです。
洗濯物を避けながら干したり取ったりするのはストレスになりますので、100センチメートル以上の奥行きは必要です。

・ガーデニングをする場合

奥行きは120センチメートル以上必要です。
なぜなら、人間がしゃがみこんだ時の幅がおよそ50センチメートルで、そこから肘を伸ばして作業する分の間隔が必要になるからです。

・食事を楽しみたい場合

奥行きは最低130センチ以上必要です。
4人がけのテーブルを置いて楽しみたいのであれば、奥行きを150センチメートル程度とっておくことをおすすめします。

□ベランダの寸法における失敗談をご紹介!

ベランダが広すぎる、または狭すぎるために失敗した例をご紹介します。

*ベランダが広すぎた失敗例

1人暮らしにもかかわらずベランダが広すぎた例です。
週に1回か2回しか洗濯を回さないため、ベランダが広くても使用頻度は高くありません。
加えて、掃除にも手間がかかります。
ベランダよりも使用頻度が圧倒的に高いリビングや寝室を広くすればよかったと後悔しているそうです。

*ベランダが狭すぎた失敗例

シーツや布団などの大きな洗濯物を伸ばして干せなかった失敗例です。
シーツや布団などの大きく分厚い洗濯物は、全体的に日光が当たらなければなかなか乾きません。
奥行きだけでなく、ゆとりのある横幅も必要なのだと気づいたそうです。

□まとめ

今回は、目的に沿ったベランダの寸法の目安や、ベランダの寸法における失敗例をご紹介しました。
洗濯物を干す際にしかベランダを使用しないとしても、奥行きと横幅には余裕を持たせることをおすすめします。
注文住宅でベランダや部屋の寸法の決定に困った際は、ぜひ当社までご相談ください。

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