注文住宅の土地探しに困ったら?注意点と探す手順を解説!

2022/05/25(水) お家づくり解説

こんにちは! 京都の別所工務店です☆

家づくりにおいて、土地探しは手間がかかるものの1つです。
たくさんある土地の中から、1つを選ばなければいけないので、時間もかかるでしょう。
そこで、今回は土地を探す時の注意点と土地を探す時の手順について紹介します。
ぜひ土地探しをする際の参考にしてください。

□土地を探す時の注意点を紹介します!

まずは図面についてです。
図面に記されている土地の形状は、実際にその土地を測量して作図されていることは少なく、大体は大まかに形状や道路との接道部が示されているだけです。
比率が明らかに違うこともあるため、自分の目でしっかりと確認しましょう。

次に用途地域についてです。
用途地域とは、建築物が制限されている地域のことで、基本的に工業専用地域以外では家を建てられます。

しかし、高層住居専用地域内では、周辺の建物が高い場合が多いことや、低層住居専用地域内では、建てる住居の高さに制限が出てしまうことに注意しましょう。

次に建ぺい率と容積率についてです。
敷地に対して建築する面積のことを建ぺい率、敷地に対する延床面積の割合のことを容積率といい、基本的には建ぺい率50%、容積率100%に制限されています。

次に高さ制限についてです。
その土地の建ぺい率と容積率で大まかに建築できる建物の面積が分かります。
しかし、それ以外にも道路斜線制限や高さ制限などの広告には表示されていない制限が数多くあるため、不動産会社に事前に確認しましょう。

□土地を探す時の手順について

まずは予算を決めましょう。
ここで具体的に自分がどの程度土地にお金をかけられるのかを決めておくことで、1つの判断材料を作れます。
予算は建物の建設費を差し引いたうえで出せる金額にする必要があります。

次に、土地に求める条件について条件を出し、優先順位をつけましょう。
交通の便や、周辺の施設までの距離、交通量、学区など家族にとって必要な条件を洗い出し、どれが1番必要なのかを決めましょう。
ただし、その中でもコスト面は1番に考えておくことをおすすめします。

優先順位を決めたら、条件に合う土地を探していきましょう。
優先順位は決めたものの、どれか1つに固執することなく、全体をみて判断するようにするのが最適な選び方です。

その後契約前に土地の調査を行います。
どのような災害に遭うリスクがあるのか、住宅の建設に向いている土地なのかなど、多角的な視点で調査を行います。

調査後は契約をし、住宅ローンが下りるまでのつなぎ融資を受けることになります。
土地の購入代金や住宅の建築費用を全額自己資金で準備するのが難しい方は、住宅ローンが下りるまでは高めの金利で返していきましょう。

□まとめ

今回は土地を探す時の注意点と土地を探す時の手順について紹介しました。
土地を探すには、予算や優先順位を事前にしっかりと決めておくことが大切です。
土地探しでお困りの方は、当社までご相談ください。