注文住宅で本体価格以外にかかる費用についてご紹介します!

2023/05/19(金) お家づくり解説
こんにちは! 京都の別所工務店です☆
 
注文住宅は設計してから施工または組み立てを始めるため、様々な費用がかかります。
その中でも、建物本体の価格以外にかかる費用について具体的に把握している方は少ない印象です。
そこで今回は、それらの費用の具体例や金額の目安をご紹介します。
 

□注文住宅で本体価格以外にかかる費用とは?

 
注文住宅で本体価格以外にかかる費用は以下の2つです。
・付帯工事費
・諸費用
 

*付帯工事費

 
付帯工事費とは、注文住宅を建てる上で発生する建物本体以外の工事にかかる費用のことです。
また、その他にも室内に設置するインテリアにかかる費用も含まれます。
注文住宅にかかる費用全体における付帯工事費の割合は約2割です。
 

*諸費用

 
諸費用とは、建物本体の価格と付帯工事費以外に注文住宅にかかる費用の総称です。
例えば、税金やローン、保険などの費用などが該当します。
これらの費用は住宅ローンを利用して支払うことはできないため、別途現金を用意する必要があります。
 

□付帯工事費、諸費用それぞれについてご紹介!

 
付帯工事費と諸費用それぞれをより具体的にご紹介します。
 
付帯工事費には主に以下の4つがあります。
 
1:基礎補強工事関連費用
地盤を強化するためにかかる費用です。
この費用は必要とされる場合にのみ発生します。
金額の目安は90万円から100万円です。
 
2:インテリア・電設関連費用
新居に引っ越す際に新たに新調するインテリアや照明器具、空調の設置にかかる費用です。
かかる金額は人によって異なりますが、70万円から80万円程かかることもあります。
 
3:エクステリア関連費用
庭を設置する際にかかる費用です。
こちらにかかる金額は200万円弱が目安です。
 
4:屋外給排水工事費用
家の内部と水道メーターや公共マスの間に水道管を設置する際にかかる費用です。
金額は50万円強が目安です。
 
諸費用には主に以下の4つがあります。
 
1:登記費用
かかる金額は15万円強を想定しておきましょう。
 
2:印紙代
こちらは1万5000円から2万円程度が目安です。
 
3:住宅ローン手続き費用・保険費用・引っ越し費用
かかる金額はそれぞれ25万円から30万円程度です。
 
4:式祭典費用
地鎮祭や上棟式などを行う場合にかかる費用です。
約5万円かかります。
 

□まとめ

 
今回は、注文住宅の購入にかかる費用のうち、付帯工事費と諸費用についてご紹介しました。
付帯工事費用と諸費用を合わせた金額の割合は費用全体の3割程度となっております。
その中でも諸費用は住宅ローンを利用して支払えませんので、しっかりと資金を準備することをおすすめします。

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