注文住宅の予算の決め方とは?費用の内訳も解説します!

2022/06/06(月) お家づくり解説

こんにちは! 京都の別所工務店です☆

注文住宅を検討している方にとって、どの程度お金がかかるのかや内訳は気になりますよね。
そこで、今回は注文住宅の予算を計算する方法と、注文住宅費用の内訳を紹介します。
予算を考える際には、ぜひこちらの記事を参考にしてください。

□注文住宅の予算を計算する方法について

注文住宅に限らず、住宅を購入する時の予算は、「年収×年収倍率+自己資金-諸費用」という計算式で求められます。

年収の何倍の住宅を購入したかという値を年収倍率といい、これは住宅の価格と年収の比率で割り出しています。
2015年度の年収倍率の平均は6.1倍です。

自己資金は、貯金や投資によって得た資産など、住宅購入に使える自分の資金のことです。
また、諸費用というのは、工事請負契約に含まれるもの以外にかかる費用のことです。

・不動産仲介料
・登記手続き費用
・住宅ローンにかかる費用
・引っ越し費用
・仮住まいにかかる費用

上記のような費用が考えられます。
諸費用の目安は、建築費の5〜7%ほどです。

次に、年収倍率が6.1倍で、自己資金1000万円、諸費用が200万円の場合の、年収別の予算の目安額を紹介します。

年収300万円の場合は2230万円、年収400万円の場合は2840万円、年収500万円の場合は3450万円、年収600万円の場合は4060万円です。
上記の数値に加えて、各家庭の生活費を考慮して調整すると、ご自身に合った予算計画が建てられるでしょう。

□注文住宅費用の内訳とは?

注文住宅のメリットは、内装や設備の自由度が高いことです。
しかし、その分予算も自分でしっかりと調整する必要があります。
そのため、費用の内訳は事前に知っておきましょう。

注文住宅を建てるのに必要な費用は状況によって違います。

まずは土地をどうするかが重要なポイントです。
まだ土地を持っていない方は、土地購入費用も考えなければいけません。
また、土地を持っていても土地の状態によっては改良する必要がでてきます。
そのため、土地をもっている方は、所有している土地の状態を把握しておきましょう。

次に建築費用です。

建築にかかる費用は本体工事費と別途工事費の2種類あります。
本体の工事費用は建築坪単価と呼ばれ、住宅の基礎から外装・内装、設備、人件費などが含まれています。
これらの費用は建築費用の4分の3程が一般的です。

そのほかにも空調設備や給排水の工事など様々な所に工事が必要になります。
そういった工事にかかる費用を別途工事費と呼びます。

□まとめ

今回は注文住宅の予算を計算する方法と、注文住宅費用の内訳を紹介しました。
住宅を購入する時の予算は、「年収×年収倍率+自己資金-諸費用」という計算式で求められます。
予算に関してお悩みの方は当社まで気軽にご相談ください。