注文住宅を検討中の方に向けて!吹き抜けのメリットとデメリットを解説します!

2021/09/18(土) お家づくり解説

こんにちは! 京都の別所工務店です☆

開放感が演出できることから人気の吹き抜けには、それ以外にもさまざまなメリットが存在します。
また、その一方で吹き抜けの構造ならではのデメリットも存在します。
今回は、注文住宅をお考えの方に向けて、吹き抜けのメリット・デメリットを紹介します。
また、デメリットの対策をお伝えしますので、ぜひ家づくりの参考にしてください。

□注文住宅の吹き抜けのメリットとは

1つ目は、室内が明るくなることです。
吹き抜けをつくると、開放感が生まれるだけでなく、その開放的な空間から光が差し込みやすくなります。
リビングに吹き抜けをつくり、高い位置に窓を設けることでリビングの隅々まで自然光が入る明るい部屋になるでしょう。

2つ目は、風通しがよくなることです。
立地や間取りによるため一概には言えませんが、吹き抜けにして高い位置に窓を設けることで、風通しが良くなることがあります。
低い窓から高い窓に向かって室内の空気が流れ、自然に換気が促されることが期待できます。

3つ目は、家族の気配を感じられることです。
吹き抜けではない家であれば、1階スペースと2階スペースはほぼ完全に区切られた空間になることでしょう。
1階で家事をしているお母様と2階で遊んでいるお子様でのコミュニケーションが難しくなります。
しかし、吹き抜けであれば1階と2階がつながった空間が生まれるため、声が通りやすく家中どこにいても気配を感じられます。
小さなお子様がいるご家庭でも安心ですね。

□注文住宅の吹き抜けのデメリットと対策とは

*暑くなりやすい

吹き抜けは、2階部分まで縦に空間が広がっているため、窓や壁を通して外気の熱が伝わる面積が広くなります。
また、屋根は太陽光が最も当たる部分なので、屋根から天井に、天井から室内に熱が伝わりやすいです。

対策としては、壁、天井、屋根に断熱材を施し、窓を断熱性のあるものにすることをおすすめします。
また、開放感や採光のためにむやみに大きな窓を設置せず、必要最低限のサイズにするのも暑さ対策になるでしょう。

*電球の交換が大変

吹き抜け部分の天井に照明を取り付けると、電球が切れたときの交換が大変です。
メンテナンスサイクルが長いLEDライトを採用したとしても、いずれ寿命はきてしまいます。

電動昇降機能のついた照明を採用することで、手元近くまで照明が降りてきて交換が可能になります。
高いはしごをかけて照明を変えると、怪我や事故の原因になりますのでご注意ください。

*音やにおいが広がる

家族の気配が感じやすい、声が届きやすいということは、その反面集中したいときでも音が伝わってきてしまいます。
お子様の勉強中や、家族の就寝中でも、1階の音が2階に届いてしまうでしょう。
また、キッチンで調理しているにおいが、2階にまで広がってしまいます。

音対策としては、防音壁を取り入れたり間取りを工夫したりしましょう。
寝室は吹き抜けから最も離れたところに配置する間取りにすると、それほど音が気になりません。

におい対策としては、半個室型のキッチンにするのもひとつの方法です。
キッチン周りに壁が少しあるだけでも、においの拡散を抑えられます。

□まとめ

今回は、吹き抜けのメリットとデメリット、その対策について紹介しました。
当社では、断熱性能と防音効果を兼ね備えた断熱材を取り扱っております。
注文住宅をお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。

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