バルコニーのおすすめの大きさについて紹介します!

2021/09/25(土) お家づくり解説

こんにちは! 京都の別所工務店です☆

バルコニーを新築に設けることで、日光浴をしたり洗濯物を干したりできます。
庭の設置が難しい敷地面積の家でも、バルコニーがあることでリラックス空間を演出することも可能です。
では、バルコニーを上手に活用するためには、どれくらいの広さを確保するべきなのでしょうか。
今回は、バルコニーの広さについて解説します。

□バルコニーの広さの目安とは

バルコニーの広さの目安は、バルコニーを何の目的で使用するのかによって変わってきます。

まず、洗濯物や布団を干す目的で使用するケースを見ていきます。
布団1枚あたり横幅1メートルほどになりますので、同時に干したい布団の枚数に応じてバルコニーの横幅が決まります。
例えば、3人分の布団を同時に天日干ししたい場合は、3.5メートルほどあれば十分に布団を干せるでしょう。
また、奥行きは1.35メートルほど確保すれば、布団を干す作業もストレスなく行えます。

次に、室外機置き場としてバルコニーを設けるケースを見ていきます。
エアコンを使用する場合、室外機を設置するスペースの確保が不可欠です。
1階のエアコンであれば、玄関や庭、勝手口横など、室外機の設置場所はたくさんあります。
一方、2階以上にエアコンを設置する場合は、室外機を配管を伸ばして1階に設置するか、2階に設置できる場所を設けるかする必要があります。
室外機を置く場所として小さめのバルコニーがあれば、1階に配管を伸ばすよりもエアコン設置工事の価格が抑えられます。

室外機1台あたり、横幅1メートル以上は確保したいものです。
2台置くのであれば、2メートルは確保しましょう。
また、室外機だけでなく洗濯物も干したい場合は、4メートル以上の広さは欲しいものです。

最後に、第二のリビングのようにリラックス空間としてバルコニーを使うケースを見ていきます。
テーブルやチェアを置くことを想定して、幅4メートル、奥行き2メートルほどあるとゆったりと使えます。
近年の新築マンションでも、バルコニーの奥行きは2メートルほど確保しているものが増えています。

□バルコニーの広さを決めるコツ

前述したように、バルコニーの広さを決めるためには、まずバルコニーの使用用途を明確にすることが何よりも大切です。
布団を干したいのか、洗濯物を干したいのか、室外機を置ければ十分なのか、リラックス空間にしたいのかなど、使用用途を明確にしましょう。

次に、家族の人数を想定することもポイントです。
新築時は夫婦2人暮らしで、2人がリラックスできるスペースがあれば十分だったとしても、お子様が生まれてからは窮屈に感じるかもしれません。
また、お子様が増えることで、布団の数や洗濯物の量も増えていきます。
今だけでなく、これからの家族構成も踏まえて広さを考えるようにしましょう。

最後に、どこからバルコニーに出入りするのかを考えます。
階段を上がってすぐの廊下から、誰でも出入りできるバルコニーにするのか、主寝室に設けて夫婦2人のみが使用するバルコニーにするのかなどを決めます。
複数の部屋から出入りできるようにするのであれば、その分バルコニーも広くなります。

□まとめ

今回は、新築にバルコニーを検討中の方に向けて、バルコニーの広さの目安を紹介しました。
使用用途、家族構成、出入りする部屋によって、バルコニーに求められる広さは変わってきます。
バルコニーをお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。