注文住宅をお考えの方へ!キッチンの間取りでよくある失敗を紹介します!

2021/10/07(木) お家づくり解説

こんにちは! 京都の別所工務店です☆

注文住宅をご検討中の方は、キッチンにこだわりたいけど失敗したくないという方が多いことと思います。
料理を作る方にとって、キッチンは1日の中でも多くの時間を過ごす空間です。
キッチンで後悔しないためにも、キッチンの間取りでよくある失敗例と使いやすいキッチンの間取りのポイントを紹介します。

□注文住宅のキッチン間取りの失敗例

*設置したい家具や家電が入らない間取り

打ち合わせの段階ではキッチンに設置する予定の家具や家電を決めておらず、いざ入居となると欲しい家具家電と間取りが合わなくて後悔するということがあります。
これはキッチンに限らず、リビングや洗面所など家中で発生しうる失敗例です。
中でもキッチンは、多くの家電を使う空間のため、ひとつでもサイズが合わないと買い替えざるをえなくなるでしょう。

いまお使いの家具家電をそのまま使う場合は、設計段階で設計士にサイズを正確に伝えておくことをお勧めします。
また、打ち合わせの段階ではこれから新調予定で何を買うかも決まっていない場合は、だれといつどんな風にキッチンを使っていきたいのかを設計士に伝えていただくことで、必要な仕様や設備をご提案いたします。

*キッチンの収納スペースが足りない間取り

キッチンは調理器具や調味料のストック、食器など、さまざまなものを収納します。
シンク下や上、造作棚などを収納スペースとして確保しても、家族の人数や食器の量、ストックの多さなどによっては足りないことがあります。
自分たちはどれくらいのモノをキッチンに収納しなければならないのかを事前に把握して、必要であればパントリーなどの大きな格納庫を設けることをおすすめします。

*年齢とともに使いづらくなる間取り

今使いやすいキッチンにするためにこだわりを詰め込んだのに、年を重ねるに連れて使いづらいと感じるようになってしまった。という失敗の声があります。
例えば、お子様が小さい時はママ一人がキッチンに立つことがほとんどだったご家庭でも、お子様が大きくなってからは夫婦や親子で料理をする時間が増えることがあります。
そのときに、一人分の広さしか確保できていないキッチンでは、すれ違ったり一緒に作業をしたりするのがストレスになってしまうかもしれません。

いまのキッチンの使い勝手だけでなく、将来のライフスタイルもイメージしてキッチンの間取りに反映できるといいですね。
長く快適に使えるキッチン間取りについて、当社でもしっかりご提案させていただきます。

□使いやすいキッチン間取りのポイントとは?

使いやすいキッチンの間取りは、コンロ、シンク、作業台の配置バランスがポイントになります。
水や火を使うコンロ・シンクのゾーンと、作業台や収納棚のゾーンの間隔は、少なくとも80センチは確保するようにします。
2人以上が一緒に作業する可能性を想定するのであれば、110センチあれば快適に使えるでしょう。

コンロ、シンク、作業台の配置は、すべてが一直線上にくる「I型」、コンロ・シンクゾーンと作業台ゾーンを90度で連結した「L型」、それぞれを並列した「II型」、作業台や収納棚を広く設けた「コの字型」などの種類が存在します。

それぞれ作業のしやすさや段取りのしやすさ、動線の距離などの面でメリットがあります。
その配置であっても、先ほどご紹介した距離のポイントを押さえることで、使い勝手が良いキッチンになることでしょう。

□まとめ

今回は、注文住宅のキッチン間取りの失敗例と、使いやすいキッチン間取りのポイントを紹介しました。
キッチンの使い勝手によって、生活の質が大きく変わってきます。
ストレスなく、日々の料理を楽しめるよう、お客様にあったキッチンを提案させていただきます。
注文住宅をお考えの方は、お気軽にご相談ください。