吹き抜けをつくりたい方必見!照明の失敗に注意しましょう

2022/01/12(水) お家づくり解説

こんにちは! 京都の別所工務店です☆

「吹き抜けの照明で失敗したくない」
このようにお考えの方はいらっしゃいますか。
吹き抜けは解放感を与えてくれる上、おしゃれな空間をつくってくれます。
ただ、普通の天井よりも高い位置に天井がある分、照明の失敗をしやすいです。
そこで今回は、吹き抜け照明の失敗例と設置するポイントについてご紹介します。

□吹き抜けの照明でよくある失敗例とは?

ここでは、吹き抜けの照明でよくある失敗例を2つご紹介します。

1つ目は、カタログスペックをそのまま参考にすることです。
カタログ上では、通常の天井の高さに合わせて照明の明るさが示されていることが多いです。
通常の天井に比べて高い位置にある吹き抜けでは光が拡散します。
そのため、カタログスペックをそのまま参考にすると、想定していたより薄暗くなってしまうのです。

吹き抜けの天井が2階にある場合、設置した照明の明るさは通常の天井の約4分の1になります。
より明るい照明を選択したり、照明の数を増やしたりなど工夫する必要があるといえますね。

2つ目は、部屋の明るさにムラが出ることです。
吹き抜けに1つだけ照明を設置するのであれば、明るさのムラが出やすくなります。
そのため、複数の照明を設置することが多いです。

照明の数を増やすとその分照明自体の費用や電気代などがかかりますが、無理に数を減らすと快適とはいえない環境になります。
できるだけ照明の数を少なくしたい方は、明るめの照明を使うようにしてください。

□吹き抜け照明を設置するポイントとは?

吹き抜け照明を設置する際のポイントを2つご紹介します。

1つ目は、照明の明るさとそれを届ける場所です。
先程説明したように、高さのある吹き抜けに照明を付ける場合、通常の天井に付けるときよりも暗くなってしまいます。

しかし、明るくしすぎてもリラックスできる空間にはならないですよね。
重要なのは、吹き抜けの照明の役割は必要な明かりを必要な場所に届けることだと認識することです。

また、吹き抜けの照明は生活スペースだけに明かりを届ければ良いのではありません。
部屋の雰囲気づくりのためにも、天井も照らす必要があります。
天井を照らす照明を付け忘れて天井が真っ暗な状態にならないように注意してください。

2つ目は、照明の種類です。

一般的にはメンテナンスできる位置に、ブラケットライト、ペンダントライト、スポットライト、間接照明を吹き抜け照明として設置します。

天井面に貼り付けるような形のシーリングライトでは、生活スペースから離れるため暗くなりやすく、メンテナンスも難しくなるためおすすめできません。

もしメンテナンス面を気にせず高い吹き抜けにダウンライトを付けるとすれば、生活スペースに光が届きやすい高天井用のダウンライトをおすすめします。
傾斜天井の低い方の天井であれば、そもそもメンテナンス面を気にする必要がなくなる場合もあります。

□まとめ

本記事では、吹き抜け照明の失敗例と設置するポイントについて解説しました。
せっかく吹き抜けをつくるなら、後悔のないように照明にはこだわってくださいね。
当社は、家族が幸せに末永く住まえる家をつくっています。
理想の吹き抜けをつくりたいとお考えの方は、いつでも当社にご連絡ください。