子供部屋はいらない?子供部屋に対する考え方を説明します

2021/12/31(金) お家づくり解説

こんにちは! 京都の別所工務店です☆

「子供部屋は作らない方が良いのか」
このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
子供に個室を与えると、親の目が届かなくなるので心配ですよね。
また、子供が独立した後に子供部屋をどう使うかも悩みどころです。
そこで今回は、子供部屋を考える際のポイントと注意点についてご紹介します。

□子供部屋を考える際のポイントとは?

子供部屋を考えるときに抑えておくと良いポイントを3つご紹介します。

1つ目は、個室を与える前に、まずリビングの片隅に子供用スペースを作る方が良い場合があることです。
かつては大人と子供それぞれに部屋を作ることが主流でした。

しかし、近年の個室の需要が減少しています。
それに伴い、子供部屋を作らずに、リビングに子供用のスペースを作る家庭が増えてきています。
リビングの端に勉強できる机や教材を入れる棚などを置くだけで作れます。

リビングでは親の目が届きやすく、勉強している様子も直接確認できるのは安心ですよね。
子供にとってもすぐに勉強で分からないところを聞けるので、良い学習環境となります。

2つ目は、個室を与えるタイミングをしっかり見極めることです。
子供自身が自分の部屋を欲しがっているようであれば、いきなり個室に移動させるのではなく、徐々に個室に慣れさせることが大切です。
まずは個室で一人だけで寝ることから始めさせてみてはいかがでしょうか。
勉強をする場所などはまだリビングのままで構いません。

少しずつ個室でできることを増やしていき、その過程でやはりリビングの方が良いということであれば、リビングに戻しても問題ありません。
生活基盤の場所を急に変えることで、子供に負担をかけないようにしましょう。

3つ目は、子供部屋を作るならリビングを経由して入れるようにすると良いということです。
子供部屋が直接玄関から入れる場所にあると、子供が親と顔を合わせずに部屋に入ることが可能になります。
親が気づかないうちに子供が外出してしまう、あるいは帰宅するということも起こりえます。

子供の顔を直接見て、子供が心身ともに健康であるか見守るためにも子供部屋の位置には気を付けましょう。

□子供部屋を作る際の注意点とは?

子供部屋を作る際の注意点について3つご紹介します。

1つ目は、換気・採光が十分に行えるようにすることです。
窓の数を多くしておくのがおすすめです。
外からの目を意識しやすくなり、昼夜逆転の不規則な生活になりにくいのも良いですよね。

2つ目は、十分な収納スペースを確保することです。
子供の成長とともに、勉強道具や衣服などは増えていきます。
子供にとって部屋の整理整頓をしやすくするためにも、収納量には余裕を持たせましょう。

3つ目は、将来子供部屋以外の用途で使うことを想定しておくことです。
将来子供が独立すれば、かつての子供部屋は子供部屋としては使われなくなります。
個室のまま別の用途で使用しても良いですが、子供部屋をリビングの隣に作っておけば、壁をなくしてリビングを拡張する手段もとれます。
家を建てる時点で、柔軟に間取り変更ができるようにしておくことが大切です。

□まとめ

本記事では、子供部屋を考える際のポイントと注意点について解説しました。
せっかく家を建てるなら、親も子供も安心して快適な生活を送れる場所にしたいですよね。
そのためにも今回紹介したポイントと注意点をぜひ参考にしてみてください。
子供部屋についてお困りのことがあれば、当社にいつでもご連絡ください。

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